建設作業振動の予測計算
1. 予測計算式
予測に使用する式は、基準点における振動レベルを基に予測点の振動レベルを計算する(社)社団法人日本建設機械化協会「建設作業振動対策マニュアル(1994年)」の次の式を用います。
Lvr = Lvr0 − 15Log10(r/r0) − 8.68α(r-r0)
Lvr : 予測点における振動レベル (dB)
Lvr0 : 基準点における振動レベル (dB) : 参照_
r : 振動発生源から予測点までの距離 (m)
r0 : 振動発生源から基準点までの距離 (m)
α : 地盤の内部減衰定数(摩擦性減衰係数ともいう) (0.01〜0.04) : 参照_
出典/(社)日本建設機械化協会「建設作業振動対策マニュアル(1994年)より抜粋 単位:dB(鉛直方向)
建 設 作 業 |
振動レベル |
振動源から の距離(m) |
|
建 設 作 業 |
振動レベル |
振動源からの距離(m) |
ブルト-ザー 9t〜21t 60t、40t |
64〜85 64〜74 |
5 5 |
|
トラクターショベル |
56〜77 53〜69 |
5 10 |
油圧ショベル |
72〜83 69〜73 |
5 5 |
|
スクレープドーザ |
88 77 |
5 10 |
振動ローラ |
52〜90 44〜75 |
7 15 |
|
振動コンパクタ |
46〜54 40〜44 |
7 15 |
ダンプトラック |
42〜69 41〜68 67 34〜63 62 |
5 10 15 20 30 |
|
ディーゼルパイルハンマ 〜2t 2t〜3t 3t〜4t 4t〜 |
75〜80 72〜84 76〜89 70〜91 |
7 7 7 7 |
ドロップハンマ |
63〜89 54〜80 |
7 15 |
|
油圧ハンマ 6.5t 8t〜8.5t |
85〜88 85〜91 |
7 7 |
バイブロハンマ 〜30kw 30kw〜40kw 40kw〜 |
71〜77 70〜75 72〜92 |
7 15 7
|
|
アースオーガ |
50〜61 44〜57 40〜47 |
7 15 30 |
アースドリル 20t級機械式 30t級油圧式 |
59〜67 58〜61 |
7 7 |
|
プレボーリング工法 |
50〜64 41〜61 |
5 15 |
オールケーシング掘削機 1300mmクローラ式 2000mmクローラ式 |
57〜68 53〜58 |
7 7 |
|
リバースサーキュレーションドリル 1500〜4000mm発動発電機 3000〜3500mm発動発電機 |
61〜68 44〜60 |
7 7 |
中堀工法 |
43〜62 41〜59 |
7 15 |
|
サンドコンパクションパイプロ 60kw |
70〜81 |
7 |
サイドドレーンパイプロ 50〜120kw |
75〜91 |
5 |
|
サンドレーンドロップハンマ2t |
65〜88 |
5 |
DJM工法2軸 |
82 |
10 |
|
重鍾落下締固め |
72〜104 |
10 |
大型ブレーカ200〜400kg 600kg |
66〜77 63〜75 |
7 7 |
|
大型油圧ブレーカ |
69〜82 56〜65 |
10 20 |
コンクリート圧砕機油圧圧縮式 |
48〜55 |
7 |
|
コンクリート圧砕機油圧ジャッキ式 |
41〜46 |
7 |
コンクリートカッタ自走式80cm |
42〜48 |
7 |
出典/騒音制御Vol2.No.2「地盤振動の伝搬経路における対策」、塩田、産業公害 昭和55年13巻第10号
粘土(層) : 0.01〜0.02
砂・シルト(層) : 0.02 〜 0.03
関東ローム層 : 0.01
上記の予測計算式を用い予測点における振動レベルの計算を行います。表示される各セルに数値を入力
下さい。
<免責事項>なお、このプログラムの使用によって生じた損害等については、当社は何も保障する
義務を負わないものとさせて頂きます。
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