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室間音圧レベル差(D値)

■遮音性能を客観的に調べる方法について特集します。

一生に一度の大きな買い物でありながら、外観や内装の出来、あるいは立地条件等で性能を判断されていませんか・・・ 。もちろんそれらの事も性能を判断する上では重要な要素になるでしょう。その他にはいかがでしょうか。一例として毎日生活していく環境の中で“音”についてはどうでしょう。

ユッタリとくつろいでいる時にお隣からテレビ・ラジオの音が聞こえてくる。
上階の人の足音や物をひきずる様な音が聞こえる。
自分の家の音は他に聞こえていないか不安である。
夜、就寝しようとすると車の走っている音が聞こえてなかなか寝つけない。

以上の様な“音”はできれば“遮断”したいと思いませんか?この音を遮断する能力を「音の遮断性能」と呼んでいます。では、今お住まい(あるいは今後検討されているお住まい)の遮音性能はどの位でしょう?

■遮音性能の測定方法と評価について

【測定方法】
建物の遮音性能を測定する方法は、JIS A 1417「建物の空気音遮断性能の測定方法」に規定されています。この中には『室間の平均音圧レベル差』を測定する方法と『特定場所間の音圧レベル差』を測定する方法があります。室『室間の平均音圧レベル差』は、マンションやホテルなどの室間の遮音性能を評価するために測定しますが、『特定場所間の音圧レベル差』は、外壁や窓の遮音性能を評価するための測定します。

両者ともスピーカーより「帯域雑音」を発生させ、音源側と受音側で音圧レベルを測定し、その差をもって遮音性能を表します。

室間音圧レベルイメージ

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